[駄文倉庫]

設定資料
作品に登場するキャラクターの特徴や作者の思い入れについての文書などがあります。
賢明な読者ならここを読めば以降の展開が読めてしまう恐れもありますのでご注意ください。
(いわゆる「ねたばれ」的な内容は避けるつもりではいますが、念のため)
また、ここの内容は物語の進行状況に応じて加筆・修正されていきます。


DRAGON QUEST 3

「そして伝説へ・・・ 〜女勇者ライアの物語〜」

2000/12/31 正式タイトルが決まりました。
公開当初から「DRAGON QUEST3 オリジナル小説(仮)」だったタイトルですが、ようやく「そして伝説へ・・・ 〜女勇者ライアの物語〜」と正式名称が決まりました。
まぁ、無難といえば無難なタイトルですが・・・・今後ともご愛読くださいますようお願いいたします。

作品のできた背景
もともとはファミコン版のドラクエ3で使ったキャラクターたちで、思い入れが強まるにつれて彼女たちを取り巻く環境がどんどん膨らんでいったら今の形になってしまったというもの。
3,4年前にSFCのリメイク版は発売されてすぐに手に入れたが、クリア寸前でデータが飛んでしまい、そのショックで今も封印されたまま。

◆ ノアニールのエピソードはなぜ消えたか?
忘れたわけではありません。
本編では登場しませんが、外伝のような形で出したいなぁ、と思っています。
イベント的にはかなり印象的なものなのでしっかり練りこんで通常のイベントより長めにしたいと思っていますが・・・・どうなるのでしょう?

【ライア】
本編の主人公。職業は勇者(勇者って儲かるのか?それ以前に職業として成り立つのか??)。
ゲーム上の性格は「正直者」。やっぱりユーザーの性格が反映されてますね(笑)。
ただ、物語中では正直者というよりはおとなしい感じの主人公になってしまい、なかなか意見を言ってくれないのが困りもの。なので、ロマリア編ではちょっと冒険させてみました。これで「実は芯の強いコ」という味付けをしたかったのです。あんまりおとなしいと描写が難しいから、もっと意識して登場させなくては・・・・
それから、父親である勇者オルテガの存在を気にしています。彼女がオルテガの影を振り払うことができれば十分期待できる素材のはずです。

【ロイセ】
薄幸の僧侶。本編では神官戦士としています(どうしても僧侶=尼というイメージが抜けなかったので。ドラクエ4のクリフトが神官だし、問題ないと思っていますが如何なものでしょう?)。
幼少時に大変な目にあっていますが、現在はその影響もなく優秀な神官に育っています。
ちなみに、ゲームでの性格は「きれもの」or「頭脳明晰」。おかげで体力不足が目下の課題ですね。物語ではパーティのまとめ役的な役割をお願いすることになるでしょう。
ただ、子供の頃から修道院で育ったためか、少しばかり世間知らずな面もあったり・・・・・。

【シャイア】
双子の姉。ゲームでは「すばしっこい」戦士(なんだそりゃ)。
パーティの中では最年長(双子の姉だから正しいはず。でも、双子の姉って後から生まれた方なんだっけ?だったら最年長ではないかも。ま、いいか)。
また、本編では詳しく触れてはいないがアリアハンで10本の指に入るほどの剣技の持ち主。だから、駆け出しのライアに剣術の指導をすることができるのです。
剣技はもちろんですが、最も実戦経験が多いので、冷静な判断の元で行動することができます。

【シャイラ】
双子の妹。「おてんば」な武闘家。
彼女の性格は文字通り「おてんば」の一言に尽きる。まぁ、良くありがちなムードメーカーと言うこともできるけれど・・・・・姉に負けず劣らずの実力派なのでパーティのお荷物、という訳でもないのです。
素早さに優れ、先頭では一番最初に敵に近づき攻撃できます。そのため、怪我も絶えません。

【リージェ】
「抜け目がない」盗賊。この性格は盗賊のために設定されたといっても過言ではないでしょう。
人間では珍しい容姿のため、幼い頃から差別されつづけているという不幸な境遇を経て成長しています。なので、基本的に人当たりは悪い方かもしれません。ただ、ライアに関しては周囲の差別の目があったにも関わらず優しくしてくれたこともあり、恩義、もしくは忠義的な意識を持っているようです。

【リアン】
カンタダの妹の魔法使い。なんと言っても「セクシーギャル(苦笑)」!
魔力を宝石に付与するという類稀な才能を持っています。その上、魔法コレクターでもあるので、自分では使うことのできない僧侶系の魔法を得るために教会や通りすがりの冒険者から少々魔力を失敬するという悪い癖があります。
後で気が付いたんですけれど、彼女の能力ってFF8の「ドロー」、「ストック」に似ていませんか?

【ルディナ】
ロマリアの豪商レブライト一族の跡取り候補で若いながらもキャラバン1つを任される程の実績がある。ゲームでは「寂しがりや」な商人。しかし、商売人は情に流されてはいけないので、その素性を知る人はほとんどいないでしょう。

【ジーニア】
小説オリジナルのキャラクターです。イメージとしてはドラクエ4のマーニャの戦士タイプ、といった感じでしょうか?
闇夜の肌、月の髪、そして星の瞳を持つセクシーな踊り娘というイメージを付けたいですね。

【デュリス】
覚えてますか?第1話に出てきた彼です。
道具屋さんの跡取り息子で、基本的に「ぼんぼん」ですね。
ライアとは友達以上恋人未満(死語だなぁ)という微妙な関係。冒険の後、その関係がどうなるかはまだ決まっていません。
願わくば商売に精を出し優秀な商人になって、名実ともに勇者となったライアを迎えに来て欲しいものです。

【謎の魔女】
やっと出てきた!と思ってしまうくらい思い入れのあるキャラクターです。
ゲームのパラメータを付けるとしたら「一匹狼」の「魔法使い」という感じかな・・・・?
悪の女幹部として、今後ともライアの旅路を思いっきり邪魔して欲しいです。
作中では魔王のことを父と呼んでいますが、実際は違います。(ロイセが仕える神のことを父と呼ぶようなものです)。

DRAGON QUEST 5

「王子の初恋」

2000/02/18 一部改訂しました。

作品のできた背景
後書きにもありますが、高校時代にあらすじが完成していたものを文章化したものです。当時、どういった背景でこの物語ができたかは記憶にないのですが、おそらく何らかの作品に触発されたものではないかと推測されます。
恋愛を扱うことは嫌いではないのですが、ここまで全面に押し出すとちょっと恥ずかしいです。ただ、初恋の甘酸っぱさを出せればいいかな、と思って書き直しました。
世界観はドラクエ5ですが、女の子に素直になれない時期の少年と優しい少女の姿というものは現実の世界でも多少はあると思うのですが・・・・最近はどうなんでしょうねぇ。こんな純粋な恋をする子供はもう絶滅してしまったのでしょうか?そう思うと少しばかり寂しいですね。

ときめきメモリアル

「こんな恋のはなし」

作品のできた背景
恋愛を全面に押し出した長編を初めて手掛けます。
題材は「恋愛シミュレーション」の先駈け、「ときめきメモリアル」です。このゲームはゲームとして遊ぶには「あまり面白くなかった」のですが、登場するキャラクターがツボを抑えていてなかなか魅力的です。これ以降にでたゲームにはときめきメモリアルのキャラクターに酷似した雰囲気のキャラクターがたくさん登場してきます。そのくらい「おたく受けする」キャラクターたちなんですね。
正直言って同性から見るとこんな人が実在したら対処に困るだけなのですが、小説化するのは思った以上にスムーズに行きそうです。もともとヴァーチャル世界用に作られただけあって、特徴がはっきりしていて扱いやすいのかもしれません。
また、主人公である和浩が詩織に憧れる存在ではなく、むしろその逆という位置付けをすることで星の数ほどある「ときめきメモリアル」創作作品との差別化を図ろうとしています。

【青山 和浩】
本編の主人公。
成績・ルックスともにAクラス。ただし、本人にその自覚はない。
中学時代はサッカー部で県大会に出た経験あり。(ポジション?個人的にはGKが好きなのですが、やっぱり絵になるというとMFとかFWでしょうか・・・・?)
男子生徒に対して人当たりは悪くないが、女子生徒には比較的無愛想な面もあり(こういう男が何故かモテるんだよね。現実でも)。

【藤崎 詩織】
ゲーム上ではすべてをバランス良くこなす美少女(という設定らしい・・・・)。
個人的な意見を言えば美少女という点だけが少し引っかかるが。
和浩とは家が隣同士の腐れ縁(あるあるよくあるこういう設定)。もともと面倒見がいい方なので何かと和浩の世話を焼きたがる。それが恋愛感情かどうかは分からないが。

【早乙女 好雄】
別名「要チェックの男(笑)」。女子生徒について知らないことはないと豪語するアブナイ奴。てゆーか、それってストーカーじゃん。
美人の噂あるところに常に好雄あり。
ただし、その他の能力についてはまったく駄目で、なんとも利用価値の低い人物ではある。
妹がいるらしい。

【鏡 魅羅】
詩織ちゃんが美少女ならば魅羅ちゃんは美女、といった設定の美人さん。
高校1年生にして目を見張るばかりのナイスボディ。うらやましいなぁ。そのメリットを生かしてモデルデビューの話もちらほら・・・・。彼女自身もその才能を十分生かすべく画策している模様。
ファンクラブまであって、彼女お近付きになるにはなかなか大変らしい。
ゲーム中では「タカビー」を地で行っていて、本編中でも高飛車的な性格は相変わらずのようです。

【伊集院 レイ】
伊集院財閥の流れを汲む超大型企業iグループの御曹司にして、私立煌高校理事長の孫。ゲームをプレイした人はご存じのあの秘密は本作品でも健在です。
すべての中心に自分がいないと気が済まないという困った性格である反面、その強力な後ろ盾を求めて近づいて来る人間を内心疎ましく思っている。相当な自己チュー人間である反面、以外と堅実なところもある・・・・?

FIRE EMBLEM 暗黒竜と光の剣

「竜騎士の道」

1999/10/13 一部改訂しました。

既に公開しているので、できるだけ本文を変えたくなかったのですが、誤字脱字等の見苦しい部分や読み返して特に気になる部を加筆・修正しました。
読み比べないと違いは分からないと思いますが、黙っているのも良くないと思い、書き加えておきます。

作品のできた背景
「王子の初恋」と同様、高校時代に作った作品を書き直したものです。
ファイアーエムブレムはシュミレーションRPGという形態のゲームで、非常に登場人物が多いのですが、彼らのそれぞれに(程度の差はあれ)設定があり非常に各キャラクターへの思い入れが深い作品でもあります。また、ゲームとしても最初のFC版は非常に良作であったと記憶しています。
今回はたくさんのキャラクターの中からゲーム上の敵国、ドルーア帝国と同盟関係にあるマケドニア王国の王族の3兄妹を取り上げました。
国を守るためにドルーアに与した兄と自由を手にするためにアリティアと共に闘う妹という構図は非常に印象的なものでした。
「勧善懲悪」という一言では簡単に片付けることのできない複雑な心理を少しでも描けたら、と思っています。

蛇足ですが、できれば他のキャラクターについても私なりの肉付けをしてみたいですね。
具体的な名前を挙げるとすると大司祭ミロアの忘れ形見リンダやアカネイアの騎士ミディアと勇者アストリア、それからやはりグルニアのカミュ将軍はぜひ、といった感じです。いつになるかは皆目見当がつきませんが・・・・・。

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